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日本語ドメインが流行しない訳


日本語ドメインというモノの存在をどのくらい把握しておられるでしょうか。日本語ドメインとはその名の通り、ドメインに日本語が使える、というものです。従来はドメインと言えば「photopierre.com」とか「city.takasaki.gunma.jp」とか、アルファベットから始まり、アルファベットと数字と一部の記号だけで表現されるモノでした。だから、ワタナベノリコ氏が自分の名前でドメインを取得しようとすると「watanabenoriko.jp」とか、「watanabenoriko.com」とか、範囲の狭い取り合いになっており、企業名やブランド名などではもっと熾烈です。でも、渡辺紀子さんなら「渡辺紀子.jp」とか、渡邉典子さんなら「渡邉典子.jp」とか取得可能になるわけです。あるいは、短く省略しにくい社名だって、漢字かなまじりで社名をそのままドメインにすることができるわけだ。だけど、あまり流行している様子はない。何故か。

日本語.jpによると、世界ナンバー1のシェアを誇る傲慢ブラウザIE6は日本語ドメインに全然対応していない→つまり、多くのヒト世の中のほとんどのヒトが日本語ドメインをまだ使えない状態でインターネットに接続しているのだ。世の中のためにならないInternetExplorer6は、自分勝手な機能などはじゃんじゃん追加してきたくせに、必要な機能についてはあっち向けホイなのだ。

それでも、便利な機能ではありますので、将来に備えて日本語ドメインを取得する団体や個人が増えています。悪名高きInternetExplorerも、バージョン7からは対応しているようですし、その他のいわゆるモダンブラウザでもたいてい日本語ドメインに対応しています。

機能に過不足があったり、脆弱性が多数指摘されたりしていても、それでもなおIE6を使い続けたいヒトは、プラグインをインストールすることで日本語ドメインに対応できるようになるそうです。ご自分が、頑固なんだかトラブルマニアなんだかわからなくなっている方は、一度おためしください。

……残念ながらMac OS9は置き去りにされている可能性がありますが、Mac OS9を今でも使っているヒトは、すでにそれなりに不便を強いられているはずです。気づいていますが敢えて知らんぷりしたいと思います。


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