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頭がカチカチなプロダクトデザイン


かねてから扇風機のスヰッチの位置が現代ニッポンの生活にマッチしていないのではないかと考えていました。

扇風機のスヰッチは、足で操作したい!!、とか

ニッポンの扇風機は、床に座る生活を基本とした設計になっているものが多く、床に近い位置での操作にはかなり便利な構造になっていることが多い。そのため、本体を支える肢となる部分に操作類がほぼ集中して配置されている。

でも、現代では、ニッポンでも椅子の生活が多く見られるようになり、扇風機のスヰッチ操作をするためにわざわざ屈むことを強要されている。でも、屈みたくないから足で操作しちゃったりするわけです。そういう生活習慣というのは突然やめられるものではなく、来客時にうっかり足で操作しちゃったり、外出先でうっかり足で操作しちゃったり、思いがけず恥かいたりすることもあるでしょう。

だから、扇風機のファンを廻すモーター近くにスヰッチ類を配置したらどうなんだ? と言っていたわけです。でも、ニッポンの扇風機がそうなる気配は無い。それって、もう構造的にどうしようもないのかと思ったりしましたけど、ガイコクのプロダクトは、ちゃんとしてるぅー!

どこのどちら様だかわかりませんけれども、扇風機の首の部分に操作スヰッチが配置されています。これですよ、これ。

ニッポン国内においても、台湾のプロダクトとかがうっかりそのまま入ってくると首元あたりに操作スヰッチがあったりするわけですが、どうしてもニッポン発の扇風機だけは「足元にスヰッチ」にこだわり続けているように見えるのです。

リモコン操作できる扇風機ですら、足元にあるわけです。

この頃では、全館冷暖房なんて当たり前で扇風機なんて売れ筋ではない家電だから力を入れたくないとかそういう話はわからなくない。でも、スヰッチの位置はもうちょっと考えられないものでしょうか。どうしてそこは誰も注目しないのでしょうか。冷凍食品のパッケージとかは過剰に機能的に進化を続けてるのに。


Posted in デザイン
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