梱包を美麗におさめる透明テープ。
しかしそれは包む側のマスターベーションにすぎず、受けとった方としては開梱しづらくてイライラします。
双方が幸せになるには、汚らしく見えない色つきテープが一般化することが必須と思われます。しかし、包装資材販売者の顧客は梱包屋さん。梱包屋さんの要求に応えるだけなので開梱まで考えが巡らない……。
これはウェブをはじめ広告業界にも言えることで、目の前の顧客の要望をただ聞き入れればよいわけではないということ。その向こう側にいるユーザーに目を向けることで、目の前にいる顧客の価値も向上するのです。
梱包テープの実用性としては
- 梱包物をしっかり閉じておくこと
- 届いた梱包物を品物に傷つけること無く開梱できること
二律背反が求められている。
しかし現在のところ「しっかり閉じて、目立たせない」という機能が充実していて、開梱することが無視されている。これは送る側のことしか考えず、受け取る側は開けても開けなくても知らんという態度だが、包材がそうなので末端の現場がどう考えようとどうしようもないことだ。そして配送担当部署としても原価や運賃を抑えねばならず、包材は価格で選びがちだ。
一部で弁当等のテープには切れ目がはいっていたり切り取る方向が図示されているものがあるが、そのような梱包テープが一般化するとよいのになと期待するものです。
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