メニュー 閉じる

パスポートを取得してみた


  1. 群馬県では、県庁の他に、エリアごとにあるパスポートセンターで旅券を取得できる仕組みでした。しかし、現在では、市町村役場で申請できる場合はパスポートセンターでは申請できないとのこと。不便だなー。厭だなー。抵抗感あるけどそう決まってるんだから仕方がない、村役場へ申請してきました。

申請、受け取りの窓口

県内21市町村(桐生市、伊勢崎市、館林市、みどり市、上野村、神流町、下仁田町、南牧村、甘楽町、嬬恋村、草津町、片品村、川 場村、昭和村、みなかみ町、玉村町、板倉町、明和町、千代田町、大泉町、邑楽町)においては県内パスポート(旅券)の手続き窓口が市役所・町村役場に変わ りました。 (平成24年1月1日現在)
上記21市町村に住民登録している方は、住民登録している市役所、町村役場が、旅券(パスポート)の申請・受領の窓口になりました。これに伴い、上記 21市町村に住民登録のある方は、群馬県内5か所のパスポートセンター(県庁、東毛、西毛、吾妻、利根沼田)を利用できなくなりましたので、ご注意ください。

[群馬県>暮らし・環境>パスポート>窓口のご案内]

日本国旅券

だいたいの流れは

  1. 役場で申請
  2. パスポートセンターに照会
  3. 書類をパスポートセンターへ送付
  4. パスポートセンターで旅券発行
  5. 発行されたパスポートを役場へ返送
  6. 役場で受領

こんな感じだ。2〜5は御役人様のシゴトで、申請者は1と6のために2回役場へ行けばいいだけなので便利だろ! ということのようだ。そして役場には県庁から何パーセントかの手数料が支払われるのだろう。

ちなみに、群馬県南牧村の場合、収入印紙も収入証紙も売ってませんので、郵便局や下仁田町役場等へ行ってその手数料について印紙や証紙購入して精算しておく必要があります。

【リンク】南牧村での群馬県収入証紙の取扱が……

2006年からICチップ内蔵パスポートに切り替わったわけですが、それ以降、初めてパスポート取得しましたので、その内容にちょっと驚いたのでその驚きを記録しておきましょう。

IC内容確認

受け取りに行くと「座って待っててください」と案内されるが、何やら大袈裟な箱に入れられたミニノートパソコンと外付けディスプレイ、そして3Mと真っ赤な刻印がやけに目立つスキャナの3点セットが登場し、あれやらこれやらセッティングをすると、「ICチップにはこんな内容が記録されていますから確認してください」だって!

大した内容が表示されなかったが、本人確認のための基本セットだ。発行する国によっては指紋なんかの情報も格納することができるようですが、ニッポンでの生体認証は現在のところ顔写真のみです。これが中綴じのパスポートの真ん中にはさまっているのです。その名も「DO NOT STAMP THIS PAGE」ページ。

パスポートのICカードページ

これは国際的な標準規格で、昔から指定がありましたが、わりとフツーに頭頂からネクタイの結び目くらいまでは入っていましたよね。2006年からの新規格では、写真中が顔だらけになります。その申請した写真をスキャンしてデータを作ってるわけですね。ネクタイ等の服装による偏見を無くそう!という意図ではなさそうです。

あと気になるのは、証明書ページの写真が、彩度低めなおかげでなぜか幸薄そう……。写真ではわかりづらいですが、実物はあまりに薄いので、役場じゅうを回覧したんじゃないかと思うほど。回覧したら査証ページにみんなハンコ捺しといてくれたらもっと面白かったのに。同じ姓のヒトが多いので。

パスポート

写真は規格に沿っていて無背景ならキイロでも何でもいいみたいです。申請時に、写真の背景がキイロじゃねーか!と戸惑われることなく、すっと受理されました。

なお、パスポートの表紙ですが、相変わらず10年が赤、5年が紺のようです。1回旅券を復活してキイロにしてくれたらいいのにな。いやいや、国境不要と思っているので、パスポートを携行しなければならないような世の中がガラリと変わってくれてもいい。

【リンク】(9,000円で偽造可能な日本のICパスポート【セキュリティ魂】(アーカイブ)

パスポート申請の写真は写真屋さんに撮ってもらおうぜ!

パスポート申請の写真は、そのままパスポート本体に転写され使用される。自動車運転免許証のように「ハイ座って、バシっ!」といきなり犯罪者のような写真を撮られちゃうことがないが、短くても5年、長ければ10年も使う写真なので、ちゃんと写真屋さんに撮ってもらうのがよいでしょう。

自撮りで何が悪い! ボックスで品質が悪いとでも言うのか! という反論はナシでお願いします。

そんなの個人の自由ですが、せめて何か役職に就いているヒト、役に就きそうなヒトは、自分のポートレイトをスッと出せるようにしておいた方がいいです。ローカル新聞が取材にきても、ヒドい写真を使われちゃうことなく、好印象の写真を使ってもらえますし。会社案内やウェブ等でも流用できるし。何よりも、自己満足ではなく、第三者が客観的に自分の魅力を引き出してくれるところが良いと思います。

10年に1度くらい、家族みんなで写真屋さんに行っても、いいんじゃね?


Posted in 群馬の話題
4 2 評価
Article Rating
ウォッチする
通知
0 Comments
インラインフィードバック数
すべてのコメントを表示

関連してるかもしれない記事