メニュー 閉じる

ドロボウ草の花――それってコセンダングサっていう名前


秋から冬にかけて、草むらにちょっと踏み込むだけで、服じゅうに細長い何かがびっしり張りつく。いわゆるドロボウ草だの、ひっつき虫だのと呼ばれて、だいたいの場合うんざりした顔で扱われる、あの草の種子である。
コセンダングサ(どろぼう草・ひっつき虫)種子

当然ながら、植物なので花は咲く。花が咲くから、あの忌々しい種子が量産されるわけで、理屈としてはごく普通なのがまた腹立たしい。

種子の形を見ればだいたい察しはつくが、花もまた「そのまんま」な姿をしている。小さな花が集まった集合体で、虫媒花らしく黄色い花弁が目立つ。

コセンダングサ(どろぼう草・ひっつき虫)花

しかも厄介なのが生命力だ。伸びてしまったあとで刈り取っても、油断するといつのまにかまた根付いている。刈ったら刈ったで、その場に残しておくと再生するので、どかすか集めて処分するしかないらしい。寒さには弱く、霜にやられるとも聞くが、最近は温暖化のせいか霜自体がなかなか降りない。結局、人間がせっせと刈り続けるしかないのかと思うと、もうため息しか出ない。

若芽を食べられる、なんて話もあるようだけれど……正直そこまで歩み寄る気にはなれない。憎たらしさが勝っているし、数は多すぎるし、結局は本体を刈らねばならない。そんな相手をちまちま摘んで食べる気力は、どうにも湧いてこないのです。ε=(ノ_ _)ノ

 


Posted in 写真, 花の写真
3 1 件の評価
Article Rating
ウォッチする
通知
0 Comments
インラインフィードバック数
すべてのコメントを表示

関連してるかもしれない記事