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これは便利だ! Eye-Fi X2 Pro


ついに、無線LAN環境の支度無しに、P2Pで撮影画像データを無線転送できる Eye-Fi X2 Pro が発売になりましたが、発売前に予約で完売。しかも、群馬に取扱店が無く、それだけのために東京まで出かけるのも面倒だったのでそのままにしておりました。

ワイヤレストランスミッターがあれば、撮影が劇的に便利になるんじゃないかと思っていましたのです。でも、カメラメーカーが製造販売するやつは高額すぎる。だから、ちょっと出かけたついでに、ついに購入しちゃいました。Eye-Fi X2 Pro。

Eye-Fi X2 Pro

しかし、予想通り「簡単すぎて理解できない」代物でした。

Eye-Fiシリーズとは、SDカード型のワイヤレストランスミッターで、ニッポンでの使用もできるようニッポン法人が販売しているモノは総務省の「技術基準適合証明等」のマーク技術基準適合証明等のマーク:総務省付だ。建前上は、この技適マークが無い物の使用は違法ということになっているかもしれませんので、並行輸入品の購入・使用には注意が必要です。

【リンク】総務省 電波利用ホームページ

というわけで、まずは使ってみましょう!

コンピュータにEye-Fiカードを認識させる

基本的コンセプトが「誰でも、簡単に」ということらしく、マニュアルも簡単だ。全52ページのマニュアルの内、ニッポン語編は44ページからの8ページだけ。そのうち、説明は3ページ。簡単だ!

でも、最初から躓きます。附属のUSBリーダーではEye-Fiカードを認識しない。こちらのコンピュータのせいかと思って15分くらい待ってみたものの状況は改善されないので一度引き抜き、SDカード型をしているEye-FiカードをコンピュータのSDカードリーダーに直接差し込んだら、すぐに認識できました。

簡単だけど、ややこしい。

専用ソフトをインストールする

Windows XPでは、カードが認識されたら自動的にインストールが開始されました。インストール自体はわりと少ない時間で済みますが、専用アプリのアップデイトが始まったり、Adobe AIRで動くアプリらしいのでAdobe AIRのアップデイトが勝手に始まったり、ちょっと混乱します。

アラートウィンドウが開けば、読みもせずに何でも「いいえ」にするような使い方をしているヒトには、ハードルが高そうですが、説明をちゃんと読んで理解すれば越えられないことはない高さじゃないかと思います。

でも、AIRって何? と疑問に思うと、次に進めない気がしますので注意。しかも、評判のいいAIRアプリって、なかなか無い。

【リンク】Adobe AIR

コンピュータを設定する

設定内容がオンラインサーバーに貯蓄されるようになっているらしく、インターネットに接続している環境じゃないとセットできません。また、そのための自己識別用にメアドとパスワードが必要になりますので、事前に用意しておかねばなりません。今まで、Eye-Fiを使っていたヒトは、起動するアプリケーションの勝手が違いますが、同じメアド・パスワードで大丈夫です。

Eye-Fi設定画面

複数のEye-Fiカードを登録できますが、名前が付いていないので自分で適当な名前に変更することができます。そして、現在コンピュータにセットされているカードは、カードリーダーにささったアイコンになっています。その右側の歯車印をクリックすると、カードの設定ウィンドウが開きます。

この歯車印、小っちゃくね? クリックできそうなボタン型とかの方がよくね? とか、個人的意見はありますけど。

設定内容は、転送された画像をどこに保存するか、ということが基本で、設定したコンピュータのどこにしまっておくか指定します。設定内容を保存すると「このコンピュータに保存することでいいのか」と改めて確認されます。他のコンピュータに保存するならば、そのコンピュータで設定しなければなりません。

「ネットワーク」タブ

「ネットワーク」設定

「削除する」の部分には、すでに登録済みの無線LANアクセスポイントが表示されています。不要になったらチェックボックスをクリックし、削除することができます。

「写真」タブ

「写真」タブ

「写真」「RAW」「動画」のタブはそれぞれ、保存先を指定する画面です。そして、設定しているそのコンピュータに保存するのでいいのかということも確認してきます。

ちなみに、SDHCカードは手持ちのカメラで使えないため、SDHC/CF変換アダプタも購入しました。SDとSDHCではカード形状が同じだけれどもフォーマットが違っているそうです。うむむむ。

ちなみに、購入したサンワサプライのものは、SDHC class⑥対応と明示してあったので選択しました。

フォトピエールとしては、「写真撮影はデジ亀で」というのはもはや一言断りを入れる以前の前提条件となってしまっている。そして、デジタル撮影では、デジ亀の背後に備えられた小型の液晶モニタで撮像を確認しようと思えばできる。でも、職業的撮影ではちょっとしたところを拡大して確認しておきたいとか、撮影者以外がいちいちカメラに近づいて欲しくないとかいろいろ要望がある。

だから、カメラとコンピュータをケーブルで接続し、レリーズしたら数秒後にはコンピュータの画面で画像を確認できたりする機能はある。……でも、デジ亀の撮影現場ってケーブルだらけなのだ。ケーブルを増やしたくないのだ。

以前のフィルムを使った撮影の時は、カメラ周りにはレリーズケーブルとストロボのシンクロコードくらいしか無く、そのシンクロコードだって無線化しようと、赤外線を使ったり電波を使ったりする道具が販売されていたくらいだ。それなのに、デジ亀時代になったら、そんな努力がすべて無駄だと謂わんばかりにケーブルにまみれている気がしている。

そこで、ワイヤレストランスミッターだ。

ワイヤレストランスミッターとは、その名の通り、カメラからコンピュータへの画像データ転送を、ケーブルを介さず無線で実行しようという代物。そうするだけで、カメラから生えているケーブルを1本省略することができる。撮影者とセットになっているカメラの位置の自由がきくようになるわけです。

ところが、カメラメーカー発のワイヤレストランスミッターは高額すぎる。阿呆か! と思うくらいに高額だ。約10万円ほど。10万円あったらほかの――。ちょっとやそっとでは手が出ない。

そこへ登場したのが、サードパーティー製のワイヤレストランスミッタと謂うべき、Eye-Fiだったわけだけど……Wi-Fiのアクセスポイントが必須だった。つまり、自前のスタジオなどで自由に使える自前の無線LANアクセスポイントを用意しなければならなかった。出張撮影ではルータを持ち歩けばいいという話でもあるわけだけれども、それではケーブルで繋いだ方が手間がかからなくていい、なんてことにもなる。今ひとつ実用性に欠けるものだったのです。

ところが、今度はカメラとコンピュータをP2Pで接続できるって言うので「こりゃいいや!」って思ったわけです。


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